2014年3月22日土曜日

Iron Easel [アイアンイーゼルのオーダー製作例]

毎度の事ながら随分と間があいてしまいました。。。

フルオーダーにて製作させていただきましたアイアンイーゼルのご紹介です。



今回のご相談の内容は

「イーゼルタイプの屋外看板が欲しい」というものでした。

打合せによって細部を決定していく中で

・折り畳み構造で運搬可能な構造

・手軽に運搬できるようにキャスター付きにする

・お客さまがご用意するサインボードを片面にセットする

・背面には小さなインフォメーション用にバーを用意する

・鉄の経年変化を楽しみながら適度な屋外耐候性を確保する

このようなポイントを決定していきました。


















納品時に撮影させていただきました。


「ひとまず仮で・・・」とセットされたサインボードでしたが十分しっくりきています。

メニューボードやピクチャーフレームにもご使用いただけます。


屋外での使用に対応するために

鉄製フレームは、塗膜強度が高く退行性に優れている

2液対応のマットクリヤーペイントで仕上げてあります。



続いて細部をご紹介します。














折りたたみ構造のため手軽に移動が可能で、

サインボードを上下からクランプ(スライド構造)する仕様にしました。

このメカメカしさ、僕のお気に入りです。












背面には小さなサインボードが掛けられる様にシンプルにバーを付けてあります。

一般的なA型看板もそうですが、設置する向きやアプローチの仕方によって、

片面のみの場合と両面使う場合がありますので、

製作前にしっかり打ち合わせしておきます。





















サインボードをクランプするスライド構造は、

機能的にもデザイン的にも このイーゼルの最大の特徴といえるでしょう。

上下ともにスライドしますので、サインボードの選択サイズが広がるだけでなく、

セットするボードの高さ自体を調整することが可能です。

可動部がある構造は設計も製作も手間は掛かりますが、

様々なオーダーをいただいていく過程でギャンズの得意分野になりつつあります。












フロント側は鋳物(鉄)のキャスターを使用しました。

こちらもクリヤーペイント済みです。

キャスターの軸となる部分は旋盤で削り出して高精度に製作しています。

耐候性のある高粘度のグリスが入って、余分なガタが無い様設計しています。


キャスターの上に見えているラバーのストッパーは、

折りたたんで運搬する際にリア側のフレームを受ける為に付けておきました。

フレーム同士が接触して嫌なガチャガチャ音はございません。





そしてリア側はアジャスター構造です。

このての看板の設置場所は基本的に床がガタガタな場合が多いので、

安定した設置を求める場合には必要です。











そして最後に開閉時のロック構造をご紹介します。

シンプルにフラットバーをウィングロック(蝶ネジ)を組み合わせた構造で

こちらも可動部には削り出した部品を使っていますので、

稼働がスムーズで確実なロックが可能です。




Iron Easel 詳細ページ

Iron Easel


A1サイズの大型メニューボードに対応して、両面表示のアイアンイーゼルは
こちらのページで紹介しています。

A1 Easel & Picture Light